こんにちは!ema男です。
感染対策や健康志向への高まりから、通学・通勤に自転車を使用する人も増えています。
毎日自転車を使っている人は、安全で長く使えるように保管したいですよね。
毎朝、雨で濡れた自転車のサドルを拭き取って出発するのは、できれば避けたいところ。
この記事では、我が家が家を建てる時に検討した、「雨に濡れないように自転車を保管する方法」を紹介します。
それぞれのメリットやどんな人にオススメなのかを記事にしましたので、新築やリフォームを考えている方は是非参考にしてください。
- 新築、リフォーム予定で自転車置き場を検討している
- 将来的に自転車を買う予定
- 現在、日常的に自転車を使っている
- 余計な費用を掛けずに自分に合った方法で自転車を保管したい
屋根付き自転車置き場のメリット
自転車を長く使いたいのであれば、雨ざらしにするのは辞めましょう。雨や紫外線を防いでくれる屋根付きで保管するのは必須です。
自転車を長く大切に使うためには、しっかりとした自転車保管場所を設置することが重要になってきます。
実は自転車置き場を設けることは、自転車を綺麗に保つだけのメリットではないのです。
綺麗に配置された自転車は、家の景観を壊さない為にも重要なのです。
それでは、具体的なメリットについて紹介しましょう。
劣化を防げる
自転車の劣化を早めるのは、紫外線や雨などの自然環境の影響が大きいです。
リスク | 影響を及ぼす項目 | 具体的な影響 |
---|---|---|
雨 | メンテナンス面 | 錆やグリス落ち、ゴム製品の劣化 |
紫外線 | 外観面 | 樹脂部品の色落ちや脆化、塗装の色落ち、ゴム製品の劣化 |
風 | 外観面 | 転倒によるキズ、転倒による自転車以外の物への2次災害 |
屋外に雨さらしで自転車を放置することによって、様々な自然環境の影響を受けます。大切な自転車を長く・綺麗に保つためには、外部環境の影響から守る対策が必要です。
雨や夜露の影響を受けない
日常的に実感できるメリットとして、屋根が有ると無いとでは大きく満足度が違うのは、自転車が濡れない事です。
雨ざらしの場合は、屋根が無いので自転車がビショビショに濡れています。タオルで拭き取らないと座ることや荷物を載せることもできません。
更にサドルが濡れるのは、雨の日だけではありません。夜中に急激な温度変化が起こった日は露や霜が発生し、自転車が結露してしまいます。
通勤・通学で自転車を使っている人は、時間が無い中で拭き取りをしないといけないのが苦痛になりますよね。
しかし、屋根があることで、このような心配は皆無になります。朝の時間の無い時は、できるだけ余計な行動を控えて余裕を持って通勤・通学が可能になります。
定置化による景観へのメリット
庭に無造作に置かれた自転車より、自転車置き場に整理して駐輪している方が家の景観を損ないません。
保管場所を確保していないために、駐車場などに置くようになる場合もありますが、風で倒れたりして車に2次災害が及ぶ可能性も。
自転車は専用の場所を構えたほうが、見栄えや使い勝手も良くなりますね。
庭にスペースがあるのであれば、専用の場所を造るようにしましょう。
新築時に検討すべき屋根付き駐輪スペースのアイデア
我が家は、自転車を数台所有しています。
将来を見越して、子供達が通学で使用する時に使い勝手が良くなるように屋根付き駐輪スペース造りました。
我が家は、軒に保管を選択しました。
我が家が検討した駐輪スペースそれぞれのメリットと使い勝手をまとめましたので紹介します。
我が家の独断でオススメ度を決めましたが、駐輪スペースを検討している人は、是非いちアイデアとして参考にしてください。
オススメ度 | 収納方法 | 劣化リスク | 盗難リスク | 景観への影響 | 使い勝手 | 費用 |
---|---|---|---|---|---|---|
★★ | インナーガレージ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ✖ |
★★ | 土間収納 | ◎ | ◎ | 〇 | △ | 〇 |
★ | ガレージ | ◎ | ◎ | 〇 | 〇 | ✖ |
★ | 物置 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | △ |
★★ | テラス屋根 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | △ |
★ | サイクルポート | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | △ |
★★★ | 軒 | 〇 | 〇 | 〇 | ◎ | 〇 |
車両駐車場 | ✖ | ✖ | ✖ | 〇 | ◎ | |
定置化無し | ✖ | ✖ | ✖ | 〇 | ◎ |
子供達の通学用自転車を保管する場所としてガレージやテラス屋根を検討しましたが、我が家は、コスト面を考えて玄関の軒に専用スペースを設けることにしました。
インナーガレージがオススメな人
ロードバイクなどの高価な自転車を所有している場合は、土間やガレージに収納するのが一番オススメです。
シャッターや玄関ドアに鍵を掛けれるので、盗難リスクが下がり安心です。また、室内と変わらない環境で保管できるため、劣化のリスクも極限まで減らすことができます。
特にガレージに収納する場合は、室内が広くシャッターを開けて出発するだけなので、使い勝手も抜群です。
ガレージが造れないという人向けに土間に収納する方法があります。
こちらも劣化リスクなく、盗難対策としては抜群です。
しかし、土間の使い勝手が悪くなることは留意しておきましょう。
土間収納に自転車だけでなく、通路として使用したり、靴などを収納するのであれば、土間を広く取らないと使い勝手が悪くなります。
また、自転車を壁に引っ掛ける場合は、下地補強は絶対に必要です。
自転車の旋回ができるくらいの土間スペースを確保しておくと、ストレス無く使うことができます。
この段階の検討する人は、これから家造りをする人です。設計士に要望を出して土間収納に最適なスペースを決めることで後悔のない自転車スペースを設けることができます。
物置やテラスがオススメな人
新築を検討しているがガレージや土間保管は難しい人や、これからリフォームを考えている人は、物置やテラスがオススメです。
- テラスであれば、家の外壁に固定するタイプや独立したタイプ
- 物置であれば、サイクルポートが付いているタイプ
メリット | デメリット | |
---|---|---|
テラス | ・物置より安価 ・省スペースでも設置できる ・洗濯物も干せる ・屋外イベント(BBQ)等でも使用可能 ・建物の延長として空間を広く使える | ・風の影響を受けやすい ・固定で壁に穴を開ける ・掃除が必要となる ・樹脂パネルの劣化 |
物置 | ・自転車以外も収納できる ・テラスより耐久性が高い ・一体型でスッキリ見える ・テラスより防犯性に優れる ・専用となるのでテラスより使い勝手が良い | ・テラスより高額 ・大きいためスペースが必要 ・駐輪場だけのプランが無い ・オシャレなラインナップが無い |
予算や庭の広さによって、どちらかを選ぶようになります。
予算があって、庭が広く物置も欲しい場合は、迷わず物置タイプを選びましょう。
サイクルポート付きの物置は、30万前後で設置できます。
物置を設置するスペースが無い、予算を掛けれない場合は、テラスを選択
テラスであれば、10万前後で設置できます。
しかし、大きいサイズにしたりやタイルを敷くのかで費用は変わってきます。
外構専門の方に予算を伝えて見積りして貰うことをオススメします。
因みに、物置を買った人の体験談として、雨量が多い場合や風がある場合は、自転車が濡れるということで、物置でも完全には防げません。
10万~40万の高額な費用が発生しますので、実績のある安心できる施工業者に見積りはお願いするようにしましょう。
\ オンラインで見積もり依頼できる /
サイクルポートがオススメな人
物置を設置するスペースが無い人、テラスを付けるのが難しい人は、サイクルポートがオススメです。
しかし、雨から自転車を守るという観点では、費用対効果が薄いことは留意しておきましょう。オプションでサイドパネルを付けるなど、横からも守ってあげないと風がある日に雨を防ぐことは難しいでしょう。
サイドパネルを付けた場合は、耐風効果が薄れるのも注意してください!
軒に保管するのがオススメな人
我が家が選択した自転車保管方法です。
玄関の軒を大きく取って自転車保管場所を造って貰いました。奥行として、3メートル程窪んでいるので雨に濡れることはまずありません。
玄関出てサッと自転車に乗れるのも最高ですね。
まだ、通学用の自転車は購入していませんが、3台ほど駐輪することが可能です。
広いので、切り返しもしやすく、照明があるのもメリットです。
1つデメリットを挙げるのであれば、盗難リスクです。
我が家は自転車の鍵でロックを掛けていますが、土間に完全に固定することができる商品を取り付けたほうがリスクは低くなります。
高価な自転車を駐輪する場合は、盗難リスクも考えて、外構業者の方に固定できるアンカーを相談してみるのもいいかもしれませんね。
まとめ
今回の記事では、自転車の保管方法について紹介しました。
これから新築を建てるのか、リフォームするのかで、保管方法が変わってきます。
新築で予算を掛けたくないのであれば、我が家のように玄関の軒を大きくして保管する方法を検討してみて下さい。
高価な自転車を所有している場合は、必ず土間収納やガレージに保管できるように設計士と相談しましょう。
最後までお読みいただきありがとうございます。