こんにちは!ema子です。
今日も訪問ありがとうございます。
最近注目されている2階への浴室の設置について紹介します。
- やり方によってはコストダウン可能
- プライベート空間として完全に分けて生活ができる
- 老後やトラブル時にデメリットとなることも考えられる
- 家事動線を考えてから採用すること
2階にお風呂設置はコストアップのようなイメージがありますが、やり方によっては、コストダウンが可能になります。また、1階にリビングや客間を設置している場合は、2階お風呂は完全なプライベート空間になるため、来客時でも困る事はありません。

我が家は、2階お風呂を採用しています。この記事では、我が家が2階お風呂に決めた理由を紹介します。


2階お風呂のメリット


- プライベートとパブリックスペースを分ける事ができる
- 泥棒侵入の心配が減る
- 洗濯動線が確保できる
- 星空を見ながらお風呂に入れる
- 1階の間取り自由度が上がる
- やり方によってはコストダウン
お風呂を2階に設置することで、たくさんのメリットが生まれます。
生活空間を隠せる


まずは、生活感を隠せることができるのが一番のメリットでしょう。友人や親せきなど、他人を家に招き入れる場合に手洗い場として、洗面所を使うことも考えれます。
2階風呂にすると来客時は、リビングや客間などが揃った1階だけで事が済むため、2階は完全なプライベート空間として切り離すことができます。急な来客でも慌てずに生活感を隠せるのでお勧めです。
生活動線が確保できる
2階にお風呂を設置している場合は、洗濯→乾かす→収納の動線が確保しやすくなります。
洗濯した物を2階に持って上がったりする手間が無くなるので、動線としては効率よく使うことができます。
防犯対策になる


浴室は、人目が付かない場所に配置する為、泥棒の侵入リスクが高くなってしまいます。
必ず防犯対策の窓を取り付けたり、換気する時は注意をしておかないと泥棒に侵入されてしまいます。2階風呂にした場合は、侵入リスクが格段に減り、換気で窓を開けたり、星空を見ながらお風呂に浸かる事も可能になります。
換気で窓を開けたまま留守にする場合は、2階に風呂を設置したとしても十分に対策を取っておきましょう。お風呂がベランダに隣接する場合は、侵入リスクは上昇します。
1階の間取り自由度が上がる
お風呂と洗面所を合わせて2坪前後のスペースが必要となってきます。
32坪の総2階建ての家を造る場合は、1階が16坪となり、お風呂脱衣所で残り14坪となります。更に階段や玄関トイレを合わせると4坪ほど必要となり、結果的に10坪が居住スペースに使える坪数となります。
キッチンと合わせて20畳のリビングが造れますが、客間を取り入れた場合は、更に狭いリビングになってしまいます。
2階にお風呂を持っていくことで、2坪以上の余裕ができ、間取りの自由度が上がるのです。
2階風呂のデメリットと注意点
次に紹介するのは、デメリットと注意点です。2階お風呂はメリットばかりではありません。デメリットもあるので、よく考えてから採用するようにしましょう。
- 老後問題
- 騒音
- 耐震問題
- 水漏れトラブル時の問題
- シャワーの水圧問題
- コスト的な問題
お風呂までの動線が長くなる
洗濯動線は、メリットで紹介しましたが、2階お風呂になると風呂までの動線が長くなることが問題になります。
- 泥だらけで帰宅した子供をお風呂に入れたい
- 庭でプールをした後にお風呂に入れたい
- 来客がお風呂を使う場合
- 老後の足が不自由になった時にお風呂に入りたい
玄関から遠くに設置したお風呂は、プライベート空間になり、生活感を隠せますが、動線が遠くなりデメリットにもなります。この点を留意しておかないと、将来的に後悔することになります。
耐震強度や騒音、水漏れ


お風呂に水をはると300㎏以上の重量になります。2階にこの重量がくると重心が上になって耐震性能に影響をもたらします。柱や床の増強などの対応をすると共に、騒音対策も必要になります。シャワー音や、椅子を動かした音、洗濯機の振動音が響くので、寝室などの上は避けるようにしましょう。
また、水漏れが発生した場合に被害が大きくなる可能性があります。1階のお風呂とは違って下の階の部屋への被害も発生するので、被害額は大きくなります。2階にお風呂があると水漏れを早く発見できるメリットはありますが、トラブル時は修復箇所が多くなることは留意しておきましょう。
シャワーの水圧
2階のお風呂は、配管が長くなり、給湯器より高いところに水を届けなくてはいけません。1階の時より確実に水圧はダウンすることは注意しておきましょう。
水圧の強いガス給湯器を選んだり、高圧式の電気給湯器を選ぶことによって水圧問題は解決できます。
コストアップになる
2階お風呂は、確実にコストアップになります。
項目 | 標準仕様(1階風呂)との差額 |
---|---|
増強代 | +87,000円 |
洗面台2階取付工事 | +36,000円 |
高圧タイプ給湯器 | +86,000円 |
合計 | +209,000円 |
我が家の場合は、209,000円のコストアップとなりました。更に、1階に洗面台などの手洗い場を追加したい場合は、10万以上の費用アップとなるでしょう。
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2階お風呂は採用しないほうが良い?


デメリットが多くあり、採用を悩んでいる人もいるでしょう。
水漏れはそこまで心配することではない
2階お風呂のデメリットとして、耐震強度や水漏れの問題を紹介しましたが、賃貸住宅やマンションなどでは当たり前のように採用されております。
現在は、ユニットバスが主流となっているため、水漏れのリスクは少なくなっています。実績のある建築業者を選び配管等の水漏れには注意を払っておきましょう。
コストアップもやり方次第でコストになる
コストアップになると紹介しましたが、考え方ではコストダウンになります。
1階のリビングを広くとりつつ、パントリーやシューズクロークなども採用を考えているのであれば、坪数は増加してしまいます。2階の居住スペースを少し減らして、お風呂や洗面所をもっていけるのであれば、結果的にはコストダウンになるのです。
- パントリー採用(約1坪)
- シューズクローク(約1坪)
- 20畳以上のリビング(約10坪)
- 階段(約1坪)
- お風呂、洗面所(約2坪)
- トイレ、ホール(約2坪)
- 玄関(約1坪)
1階16坪(坪単価60万)の家を建てる場合
1階に風呂を設置 | 2階に風呂を設置 | |
---|---|---|
必要な坪数 | 約18坪 | 約16坪 |
コストアップ額 | +120万 | +21万 |
2階の居住スペースが犠牲になりますが、家が大きくなるよりもコストはかかりません。
建築コストを抑えつつ、1階の間取り自由度を上げたいのであれば、2階お風呂はベストな方法と考える事ができます。
まとめ
如何でしたでしょうか。2階お風呂は、メリットがたくさんありますが、後悔しないようにデメリットも良く理解しておきましょう。
2階にお風呂を持ってくることで、全体的にコストダウンになります。我が家もこの方法で2階にお風呂を採用しました。


- ストレス無く使うためにも高圧タイプの給湯器は採用する
- 1階に音が響くことは留意しておく
- 老後の動線は考えておく
- 1階のボリュームを下げて総2階建てを目指す
ポイントを良く覚えておいて、後悔しないように2階お風呂を検討してみて下さい。
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最後までお読みいただきありがとうございます。