こんにちは!ema子です。
車好きの憧れであるビルトインガレージ。気になっている人も多いのではないでしょうか。
車が趣味でない方でもビルトインガレージは、使い勝手がいいので普段の暮らしに重宝します。
因みに我が家は、土地の広さや建築費用の関係上、ガレージを諦めてカーポートを設置しました。
カーポートを採用しましたが、ビルトインガレージも魅力的です。
この記事では、ビルトインガレージの魅力とデメリットなど、採用する前に留意しておく点を紹介します。
ビルトインガレージのメリット
バイクや自動車が趣味の人にとっては、憧れのビルトインガレージですが、アウトドアが趣味な人や普段使いでも十分メリットがあります。
愛車が雨や紫外線など自然現象の影響を受けない
カーポートでも十分効果はありますが、ビルトインガレージは最強に愛車を自然現象から守ってくれます。
カーポートは、上面だけですが、ビルトインガレージは、全方位壁で守られているため、雨や雪、埃、紫外線、物損など全ての影響を受けません。台風が来ても浸水や家やシャッターが壊れない限り愛車を守り続けてくれるでしょう。
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家の中から愛車を眺められる
自慢の愛車をリビングから眺めることが可能になります。綺麗にメンテナンスした車やバイクを眺めながらお酒やコーヒーを飲んだりするのも最高ですよね。
クラシックカーやスーパーカーのオーナーは、リビングから愛車を眺めているだけで、最高の時間を過ごすことができます。
天候関係なく夜中でもメンテナンスができる
車のメンテナンスは、天候がいい日や温暖な気候でないと気が乗りません。しかし、ガレージがあると雨の日でもメンテナンスができます。インナーガレージの中にエアコンや照明などを設置しておくと、快適な作業環境の中、メンテナンスが可能になります。
車の乗り降りや洗車で天候の影響を受けない
買い物からの荷物の出し入れですが、雨や風があると億劫になりますよね。しかし、屋根があるので心配はありません。
雨に濡れないで家に入れるのもガレージの魅力です。
また、十分な防水対策をして広めのガレージを造っているのであれば、ガレージ内での洗車やワックスがけが可能です。天候や空気中の埃を気にしなくていいので、いつでも愛車をピカピカの状態にすることができます。
車を綺麗に保てる
車を綺麗に保つための懸念はやはり、雨や雪、紫外線です。綺麗に洗車しても、雪や雨が降ると空気中の砂ぼこりが付着して汚れてしまいます。
ビルトインガレージ内で保管することで、砂ぼこりや雨の影響を受けないので、愛車の洗車回数を減らすことができます。
綺麗な状態を保つために車庫保管は、最強の保管方法です。
防犯対策になる
高級車や人気車種を乗っていると、注意しなくてはいけないのが盗難による被害です。
車両の購入額やプレミア度が高いと愛車を守るためのガレージは必須になります。屋外駐車と違いガレージは、シャッターで愛車を隠してくれるので、セキュリティ上最も安全・安心な保管方法といえます。
一時的な保管や趣味の部屋として使用できる
ガレージは、駐車するだけではありません。自動車の部品を保管したり、趣味で使っているものや家の中に入れるのは難しい物を保管できます。
また、趣味部屋として使えることもできるので、友人同士で集まってワイワイ騒いだり、アウトドア的な使い方もできます。
使用用途は、使う人によって無限大なのがガレージの良いところです。
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ビルトインガレージのデメリット
建築費用が高くなる
ビルトインガレージを造る場合の費用ですが、ハウスメーカーの坪単価で計算すると追加額の目安となります。
軽自動車 | 幅2m×長さ3.6m |
コンパクトカー | 幅2.3m×長さ5m |
普通車 | 幅2.5m×長さ6m |
自動車の大きさから考えると、車1台あたり5~6坪程度が目安となります。
ハウスメーカーの坪単価が、40万円(ローコスト)~100万円(ハイコスト)で設定されています。平均的な坪単価50万で考えると以下になります。
車1台の場合(5~6坪) | 250~300万円 |
車2台の場合(10~12坪) | 500~600万円 |
余裕を持った駐車スペースを確保すると250万円くらいの追加費用が必要になります。ビルトインガレージは、便利ですが高額な出費になるため、ハウスメーカーに費用を確認して採用を検討しましょう。
家が狭くなる
車1台以上のスペースが必要となるガレージですが、狭小地で家を建てると、部屋の間取りを圧迫させてしまいます。
2階リビングや3階建て等も検討しないといけなくなり、土地の広さと建築コストで判断が必要になるでしょう。
固定資産税がかかる
ビルトインガレージは、延床面積の5分の1以上の広さであると延床面積の計算に含まれるので、固定資産税がかかってきます。また、電動シャッターなどは高価な物なので固定資産税に入ってきます。
車1台用のビルトインガレージ(5坪) | 約25坪以上の家 |
車2台用のビルトインガレージ(10坪) | 約50坪以上の家 |
車1台用のガレージであれば、都心部でない限り固定資産税対象外で建築できそうです。しかし、5坪がガレージとなるので、居住スペースは、20坪となります。ガレージの建築で間取りは圧迫されるのは留意しておきましょう。
固定資産税の件は、プロの設計士に必ずアドバイスを貰いながら進めていくことで失敗が無くなるでしょう。
耐震強度が落ちる
ビルトインガレージを採用することで家の中に空洞ができてしまい耐震強度が下がってしまいます。特にガレージの上に居住スペースを造る場合は、注意が必要です。
耐震強度をクリアするために費用アップの可能性もあるため、見積り額を確認しながら採用は慎重に進めていきましょう。
騒音や臭い、壁の汚れ
車を停める以上、騒音や臭い、排気ガスやオイルでの汚れは覚悟しておきましょう。
清掃ができるように排水設備や換気扇、防音対策を強化しておくことをお勧めします。
採用時に注意しておくこと
将来を見越した空間で造る
広くすればするほど固定資産税への心配が高まりますが、ガレージは広く設計しておくべきです。
今は、夫婦二人でも、将来的に子供ができて大型のミニバンに乗り換える可能性も十分あります。
ガレージに駐車できる車種が限定されているような、使い勝手の悪いガレージは辞めましょう。
どんな車を購入しても、ゆったりとした入出庫や乗降車ができるスペースを確保しておきましょう。
また、広い方が荷物の保管スペースを確保できるのでお勧めです。
電動シャッターを採用すること
手動シャッターであれば、経費の削減は可能ですが、雨の日などはシャッターを開けるのが苦痛になります。
雨天時に濡れなくするためにビルトインガレージを採用したのに、シャッターの開閉で身体が濡れてしまったのでは意味がありません。固定資産税は増額対象ですが、電動シャッターは採用しておくべきです。
給水・排水設備や防水処置を施工して貰うこと
ビルトインガレージは、愛車を綺麗に保つために車やガレージ内の清掃は必須となります。
いつでも水洗いできるように排水設備や給水設備を設置しておきましょう。また、ガレージ内での洗車も想定して、濡れても大丈夫な壁にしておくことをお勧めします。
ガレージ内での洗車は湿気がこもるため、必ず水に強い床材や換気扇、排水口などもハウスメーカーと相談してください。
必ず電源は設置すること
ビルトインガレージは、趣味の部屋としても使えるので100Vの電源は必須ですが、将来を見越した電源も確保しておくと後悔がありません。
- EV用の200V電源
- コンプレッサー用の電源(100V,200V)
- エアコンが取り付けれるように天井にも電源
リフォームで電源工事を行う場合は、費用が高額になるので、コンセントなどは最初から付けておきましょう。今必要無いと思っていてもコンセント追加は数千円でできるので、将来を考えて新築時に追加しておくとお財布に優しいです。
断熱性能は考えておく
ビルトインガレージは、室内であっても、家の中とは違ってコンクリートで覆われているため断熱性能に劣ります。
ガレージの上の部屋などは特に、熱を奪われないよう断熱をしておきましょう。また、ビルトインガレージ自体も断熱を行っておくと、中での作業もしやすくなり作業効率は上がります。
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まとめ
今回の記事は、ビルトインガレージについて紹介しました。
バイクや自動車が趣味な人にとっては、ビルトインガレージは憧れの設備です。しかし、何も考えずに採用してしまうと、後悔する設備になってしまいます。ビルトインガレージは、リフォームで追加や撤去が難しいので計画性を持って採用を検討しましょう。
ビルトインガレージを採用している人の意見や、ハウスメーカー・工務店の話を聞いて採用することでいろいろなアドバイスを盛り込むことができます。
今回紹介した内容を少しでも参考にして頂けると幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございます。