どうも!ema男です。
今日も訪問ありがとうございます。
新築工事が終わると、いよいよ外構工事が開始されます。
実際に家が建つと駐車スペースや庭などのイメージが具体化されるため、理想の外構のイメージが固まってきますよね。
マイホームハイになっている時期に注意したいのが、外構も建物と同じで理想ばかり求めてしまうと、どんどん費用が上がってしまうということです。
しかし、高額になる懸念だけではありません。逆のパターンも注意が必要です。
立派な家に立派な外構 ➡ BEST
立派な家に安っぽい外構 ➡ BAD
建物に予算を使い過ぎて外構を妥協してしまうと家と釣り合わないようになってしまいます。
ハイコスト大手ハウスメーカーで建てたオシャレな家なのに、庭全面が砕石の家ってありますよね。
考え方は人それぞれですが、見方によっては、外構が完成してないのかな?
家にお金使い過ぎた?って感じてしまいますよね。
外構も建物と同じで十数年一緒に過ごしていかなくてはいけません。
コストばかり気にして妥協してしまうと、満足感が下がり、普段の使い勝手が悪い庭になってしまいます。
この記事では、外構を決める上でまず悩むと思うコンクリート打設と砂利(砕石)敷きについて紹介します。
メリット、デメリットの考え方は人それぞれですが、参考にして頂ければ幸いです。
- コンクリートと砂利(砕石)のメリット、デメリット
- 実際の費用
- i>我が家の施工事例
コンクリート打設のメリット
近年のコンクリートは単色のセメントを施工するだけではありません。
装飾を持たせたスタンプコンクリートやタフテックス、透水性のドライテックなど装飾や機能性で付加価値を持ったコンクリートも開発されています。
因みにタフテックスは、スタンプコンクリートの葉枯れの問題を解決したコンクリートです。
色混ぜするので、劣化による色落ちはありません。
そんな進化を遂げるコンクリートのメリットを解説します。
- 耐久性に優れる
- 虫が住み着かない
- 草が生えない
- 大雨でも水が溜まらない
- くるまの駐車がしやすい
- 汚れても洗える
- シンプル、モダンな外観
耐久性に優れている
コンクリートは、耐久性に優れています。
家の基礎でもおなじみのワイヤーメッシュにコンクリートを流し込むため、ワイヤーが伸びや収縮を防いでくれるため、割れたりすることはありません。
半永久的に駐車スペースとして利用可能です。
虫が住み着かない
芝生・砂利・土と比較しても、草が生えないし、隠れる隙間がないので虫の発生はありません。
虫が嫌いな人は、全面コンクリートで対策するのも有りです。とりあえず後々のメンテナンスを考えたくない人は全面コンクリが無難です。
大雨でも水が溜まらない
土間コンクリートは、一般的に側溝に向かって排水できるように勾配を付けます。
雨が降っても溝に向かって排水できるので、地面がビショビショになるようなことはありません。
車の駐車
硬く固められた平らなコンクリートなので、砂利のようにタイヤが沈むようなことはありません。
行動を走った感じのまま駐車ができるので、普段の駐車はしやすくなります。
汚れても洗える
落ち葉や土で汚れた場合に簡単に汚れを除去することができます。
また、コンクリートは硬化しているので、埃が溜まる事も無く、舞うこともありません。
外観
コンクリートを打設することで、シンプルモダンな印象の外構にすることができます。
シンプルな外観が好みの人は、コンクリート外構も検討してみましょう。
コンクリート打設のデメリット
- 費用が高額
- ひび割れが入る可能性
- 外構工事に時間がかかる
- 閑散とした冷たい印象になる
- 撤去費が高額
- 照り返しが厳しい
使い勝手の面では、申し分ありませんが、施工費用が高額になったり、外構工事に時間がかかることがデメリットとして挙げられます。
コンクリートの場合は、一週間以上かけて硬化させないといけないため、外構工事中に車の駐車が不可能になります。
また、太陽光の照り返しが厳しく夏場の温度上昇などのデメリットもあります。
シンプルな外観が好みの人は問題ありませんが、ナチュラルテイストのような自然的な外構を好む場合は、庭と駐車スペースを分けて考える等の検討が必要です。
駐車スペースはコンクリートでして、アプローチや庭は砂利等を中心に暖かい印象にするのがBESTですね。
近年では、スタンプコンクリートやタフテックスを用いることにより、コンクリートに装飾できるので
温かみのある外構にすることも可能です。
また、コンクリート目路をアール等にすることで、オシャレな外観にすることも可能です。
砂利敷のメリット
次に砂利で外構をした場合のメリットを紹介します。
- 費用が安い
- 防犯対策
- 水たまりや泥はね防止
- デザイン性
- 緊急時の対応が容易
- 夏場の温度アップ抑制
費用が安い
コンクリートと比べてもリーズナブルな価格で施工することができます。
駐車スペースは、コンクリート打設し、その他は全て砂利という風に分けるとそれぞれのメリットを生かせ、最低限の価格で外構工事をすることが可能です。
防犯対策
砂利の上を歩くと石が擦れあって音がなります。コンクリートと違って防犯対策にもなります。
デザイン性
砂利にはたくさんの種類があり、砂利の種類に合わせて和風的な庭や洋風的な庭にすることが可能です。
緊急事態に柔軟に対応できる
水道配管などに何か問題があった時、砂利はすぐ撤去できるので、撤去費用が掛かりません。
砂利敷のデメリット
- 安っぽく見える
- 砂利が流れて痩せてくる
- 汚れの除去が困難
- 防草シートが劣化して、雑草が生える
- コンクリより車を止めにくい
- 砂利の種類によっては歩行しにくくなる
- 砕石の場合は、小さな子供や動物に対して危険
コンクリートより安価で施工できる砂利ですが、耐久性について劣ります。
防草シートの経年劣化などで雑草が生えてくることも考えられ、日々の車の出し入れにより砂利が道路に転がったり、沈んで痩せることも可能性としてあります。
また、安っぽさから、外構全面に砕石を敷いた場合、外観的に物足りなくなる可能性もあります。
建物にお金を掛けても外構が殺風景だと勿体ないですよね。
砕石メインで施工する場合も、オシャレな玉砂利、レンガ、庭木、花壇などを取り入れたりして、殺風景にならないように色んな色を採用するとオシャレに見えます。
車を駐車する場所には、砕石を利用しますが、石の角が立っているので小さな子供がいる場合は、怪我の原因になることも考えられます。
また、オシャレな角が丸い玉砂利などがありますが、靴によっては歩行しにくく、自転車の駐輪が不安定になる場合もあるので注意が必要です。
まとめ
外構を砂利敷きにするのか。コンクリート打設するのか。それぞれのメリット・デメリットを紹介しました。
今回の内容を簡単にまとめてみます。
砂利(砕石) | コンクリート | |
---|---|---|
外観 | 砂利の種類により、 オシャレになったり安っぽくなったり | シンプルモダン 冷たい印象 |
耐久性 | 低い 防草シート必須 | 高い 施工ミスでクラック懸念 |
メンテナンス性 | 低い 小さなゴミや落ち葉の除去困難 劣化で草が生える | 高い 丸洗い可能 草は生えない |
排水性 | 普通 経年劣化で排水が悪化する可能性有 | 高い 勾配による排水可能 |
駐車性 | 低い 砂利が沈むと走行しにくい 道路に散乱する | 高い 駐車しやすい 乗り降りがし易い |
防犯対策 | 高い 歩くと音が鳴る | 低い |
施工期間 | 短い 当日から使用可能 | 長い 工事中の歩行や走行で何かと注意が必要 硬化まで1週間以上は必要 |
価格 | 安い~高い 砂利の種類による | 高い 複雑な目地などで更に上がる |
価格
我が家は、家の正面(駐車スペースと玄関)はコンクリート打設を行い、家の裏側は、砂利敷きにしました。
頻繁に利用する部分は、メンテナンス性と耐久性が高いコンクリート
利用頻度が低い裏側は、コストダウンを考えて砂利にしています。
我が家の施工費用
① 駐車スペースのコンクリート費用
単価:6,500円/m2(※目地の枠取り費用一式:60,000円)
② 砂利敷き費用
単価:1,700円/m2(防草シート込み,砂利の種類で値段は変動)
外構工事の見積り
我が家は、家を建てた工務店とは違う別の業者で外構工事を行いました。
建築メーカーに全てセットで依頼すると、家に合ったプランで外構を考えてくれたり、家の完成と合わせて外構が始まるように無駄のないスケジュールを組んでくれます。
対応も建築メーカーが窓口になってくれるので、一本化できてスムーズにできるメリットがあります。
しかし、建築メーカーへのマージンがあることを理解しておいてください。
外構業者は、建築メーカーからの委託先です。勿論、外構業者も利益を出さないといけないので、技術料は見積りに入ってきます。
もし、建築メーカー経由で依頼する場合は、外構見積総額に建築メーカーの手数料が入ってくるのでその分高額になります。
外構工事で迷っている人は、一度タウンライフで一括見積を利用してみると良いでしょう。
タウンライフを利用すれば、全国300社の中から厳選した施工メーカーからの見積りや提案書を貰うことができます。気に入った会社があればコンタクトを取ればいいだけです。
最後までお読みいただきありがとうございます。