こんにちは!ema子です。
オール電化の新築を建ててマル2年が経とうとしています。2022年の冬から燃料代等の値上げの影響を受けて電気料金はかなり高騰しました。オール電化住宅にとって電気料金の値上がりはかなりの痛手となります。
しかし、我が家にとっては、オール電化に変更したことで、結果的に光熱費を節約することができました。
今回は、その内容について紹介します。
電気料金の高騰でオール電化を諦めようと思っている人は一度この記事を参考にしてください。
- オール電化は光熱費を抑えることができる!
- 太陽光発電をプラスすると更に光熱費削減に効果的
- 我が家の実績
- オール電化のメリット
- 2年間住んでみて気づいたデメリット
オール電化に住んみた感想
家を建てるまでオール電化の住宅で生活したことが無かったので物凄く不安でした。
- IHは使い勝手が悪い?
- シャワーの水圧が弱くならないのか?
- 湯が足らなくなることは無い?
- 電気代が上がるのでないか?
- 停電時に困る?
オール電化は、キッチンからお風呂まで全てを電気の力で補います。
IHが使いにくいとか、全て電気でまかなうので結果的に光熱費が上がってしまうのでないかなどの不安はありますよね。
ガスはガスでメリットも多くあるのですが、我が家はオール電化にして後悔はしていません。
近年は、燃料費の値上がりで電気料金が上昇していますが、光熱費を抑えたいのであればオール電化が最適な方法と考えています。
気になる電気料金は?オール電化にしてどうなった?
結論から言うと、コスパで考えるならオール電化はオススメです。
それでは、我が家の光熱費の支払額について紹介します。
2016年4月~2023年4月までの光熱費を集計してみました。
※2016年と2023年は1年間の集計ではないので注意してください!
2017年から2020年までの4年間は、ガスと電気料金の支払いがあり、1年間で25万円以上支払っています。
しかし、2021年の夏にオール電化住宅に引っ越してからは、光熱費が激減しています。
2022年は、売電のお陰で光熱費は払っていません。
毎月の支払額で光熱費の推移見る
通帳より支出している額でみると上記のようになります。直近は燃料費の高騰で電気料金が上がっていますが、電気とガス両方の基本料金が必要ない分光熱費は安くなっています。
こちらのグラフには売電額を含んでないので、売電を含むと次のようになります。
春から秋にかけては、光熱費がゼロ円となり、数千円の収支プラスになっています。
少しでも生活費を減らそうと考えるのであれば、オール電化住宅に太陽光をセットで導入するのがメリットは高いです。
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IHって使いにくい?
料理するにはガス火が一番いいといいますよね。飲食店でIHで調理している店はまず見ません。
我が家も今回ガスからIHに変えたのですが、思っていたような不満はありませんでした。
IHコンロを使う上で注意することは、フライパンなどの調理器具を振って炒めることはできないということです。
ガスであれば、フライパンを回しながら炒めることができます(中華料理店のチャーハンを作るようなイメージです)
しかし、IHの場合は、フライパンを振ってしまうとIHトップがキズだらけになるので、箸などを使って混ぜるようになります。ガスに慣れている人はストレスに感じるでしょう。
シャワーの水圧は弱い?湯が足らなくなることは無いのか?
ガスと比べ電気は加熱の瞬発力が弱いです。そのため、エコキュートなどのタンクにお湯を貯めて使用します。タンクにお湯を貯めることによって次の懸念が発生します。
- タンクを通すことで水道水の圧力が下がってしまいシャワー水圧が低くなる
- タンクのお湯を使い切ってしまうとお湯が出なくなる
お風呂は毎日使うので、ストレス無いように使いたいですよね。我が家の場合を紹介します。
シャワーの水圧不足は感じたことありません。
水道には、上層階まで水を回せるように水道管自体に常に圧力がかかっています。しかし、タンクに圧力がかかり過ぎると破損の原因となるためエコキュートなどは、減圧されています。それに対して、ガス給湯器の場合は、減圧しないでお湯を流せるので、水圧は約2.5倍くらいのままになります。
ガス給湯器 | 約500kPa |
エコキュート(標準) | 約180kPa |
エコキュート(高圧) | 約300kPa |
ガス給湯器に比べるとエコキュートは、かなり圧力が低下します。
しかし、我が家の場合は、2階風呂(高圧タイプ)で使用していますが、シャワーの水圧が弱いと思ったことはありません。
浴槽を貯めて、7人(子供3人、大人4人)が入っても湯が無くなる事はなかったです。
電気では、お湯をすぐに沸かして使うことができないので、タンクの容量が重要になります。我が家は、大きめのエコキュートを取り付けていますが、浴槽にお湯をはってもお湯が足らなくなったことはありません。
停電の時は大丈夫?
停電となった場合に、一番に止まると思うのは電気ですよね。オール電化の場合は、全て電気でまかなうので家中の家電が使用不可能になります。
ガスがあれば、お風呂やコンロ使えますね。
基本的にガスは使えますが、電気を利用している器具は使用不可になります。電気に接続が必要なコンロや給湯器は使用することができません。
停電時は、ガスもオール電化も関係無いので、カセットコンロなどの独立した調理器具が必要になります。
オール電化のメリット
火を使わなくて良い
コンロで火を使わなくていいのは大きなメリットです。
高齢となった両親の家をオール電化にすると、料理の時に火を使わないので火事になる心配が減り安心感が高まります。
キッチンの掃除が楽!
IHは、ガスのような五徳などの複雑な部品が無く、完全にフラットなので掃除がかなり楽です。
調理したあと、タオルで拭き掃除するだけで、綺麗なコンロを維持できるので、掃除があまり得意でない人には最適な調理器具です。
太陽光との相性抜群
ガスと電気を使っている家庭でも太陽光を導入すると家計の助けにはなりますが、オール電化は家のエネルギーを全て電気でまかなっているので、昼のエネルギーの使用に対しては全て太陽光でまかなうことが可能です。
ガスの基本料金は勿論のこと、晴れの日は、エアコンや照明、調理機器などの電気が全て太陽光でまかなえることは大きいです。
蓄電池で電気を貯めて夜中や災害時に使える
万が一災害に見舞われ電気が使えなくなった場合、蓄電池があれば、家の家電製品を使うことが可能になります。
ガスの場合は、ガス配管やガス会社に被害があった場合に使用が不可能になり、コンロが使えなくなる可能性があるのでオール電化は災害の面でメリットが高いです。
まとめ
オール電化の家に引っ越してから2年が経とうとしています。
今回の記事は、オール電化の体験談を紹介しました。我が家は、オール電化にして満足していますが、どこに重点をおくかでガスかオール電化かを選択するようにしましょう。
ガス+電気の住宅でも断熱性能が高いとオール電化並みの光熱費になります。
ガスも料理に使いやすいや、乾太君が使えるなどメリットもたくさんあります。
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最後までお読みいただきありがとうございます。