どうも!ema男です。
我が家は、2022年9月に引き渡ししてから1年間が過ぎました。
今回のテーマである太陽光については、導入前から、「設置しても本当に損しないのか?」を検証してきました。
我が家は昨年、セルフシミュレーションを行って導入しても投資費用分のお金が返ってくるということを確証したため導入に踏み切っています。

- 太陽光の導入を検討している
- 太陽光パネル 8kwの実績を知りたい
- シミュレーション結果と現実の差を知りたい
我が家の太陽光スペック

まず始めに我が家のスペックを紹介します。
我が家は、コスパ重視で海外製の太陽光メーカーを選択しました。
メーカー | カナディアンソーラー |
パネル容量 | 335W*25枚=8.375 KW |
パワコン容量 | 5.5+3.0 KW |
屋根形状 | 南向き片流れ |
売電価格 | 19円(FIT10年) |
導入費用 (1KWの単価) | 148,740円 (0.7%金利で167,747円) |
導入費用については、1kwあたり14万8千円で導入できました。我が家の住宅ローン金利を適用すると16万8千円になります。売電量のシミュレーションする上で住宅ローンの適用をして計算するようにしましょう。
8.375kwで換算すると | 1,245,698円 |
ローン金利0.7%を適用すると | 1,404,881円 |
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1年間の売電実績
こちらが我が家の初年度の売電実績です。

2021年9月から売電が始まり、2022年の8月までの累計を計算すると、トータルで189,544円の売電実績となりました。
これは、余剰売電分で売った電力の合計数となります。
すなわち、昼間に使用して発電量から差し引かれた電力は含まれていません。モニターの表示値から昼間の自給率は平均して20%となっているため、計算すると1年間で、57,861 円の使用実績があったことになります。
我が家はオール電化契約をしており、昼間の電力は、29円と高額。
この29円を昼の消費量から計算すると、57,861円になります。
売電と自給電力を足した効果金額としては、247,405円であり、我が家の太陽光システムは、期待値以上の結果となったと言えます。
シミュレーションとの差異

太陽光を運用するにあたって、シミュレーションすることは大事な事です。それでは、実績値と過去に行ったシミュレーションの結果を比較していきましょう。
こちらのグラフが、初年度の売電実績とシミュレーションを比較したグラフとなります。

グラフの左は初年度の実績値で、残りは全てシミュレーションした結果です。シミュレーションの売電額より実績値の方がかなり上振れした結果になっています。
余剰売電価格 | 自家消費額 | 効果金額 | 損益分岐点上振れ額 | |
初年度の実績 21年9月~22年8月 | 189,544 円 | 57,861 円 | 247,405 円 | +106,917 円 |
シミュレーション① 60%余剰売電 | 122,960 円 | 125,118 円 | 248,078 円 | +107,590 円 |
シミュレーション② 80%余剰売電 | 163,947 円 | 62,559 円 | 226,506 円 | +86,018 円 |
セルフシミュレーションにて、収益性が一番低くなる全量売電(グラフ右)を行った時の年間売電額が149,665円でした。
そして初年度の売電実績と比較すると次のようになります。
セルフシミュレーションとの差異=189,544 ー 149,665=+39,879円

セルフシミュレーションの方法はこちらの記事を参考にしてください👇


今回、2つの条件を比べましたが、効果金額に関しては同じ結果となっています。
- 60%余剰売電(シミュレーション)
- 80%余剰売電(初年度実績)
80%余剰売電同士で比べると、実績値の方がはるかに大きな効果金額となります。



メーカーのシミュレーション以上の効果が達成でき、結果的に太陽光を導入して良かったです!
太陽光導入費用を損益分岐点と考える


冒頭でも紹介しましたが、我が家の太陽光導入費用は住宅ローン金利込みで「1,404,881円」です。
FIT期間の10年間で元を取ることを絶対条件にしていますので、この導入費用を損益分岐点のラインとします。
損益分岐点 = 1,404,881円 / 10年 = 140,488 円/年間



年間の売電額総額が、この損益分岐点を超えていると、10年で太陽光システムの費用を回収できることになります。
我が家の場合は、導入初年度の売電金額が「189,544 円」だったので、売電できた額だけを見ても損益分岐点を余裕で超えています。
実績値から将来の収入額をシミュレーション


実績値を元に10年後の収入額をシミュレーションしてみました。
80%余剰売電で考えた場合
経過年数 | 劣化率 | 年間売電額 | 年間自給額 | 合計(累積) |
---|---|---|---|---|
初年度 | 0% | 189,544 円 | 57,861 円 | 247,405 円 |
2年目 | 0.38% | 188,824 円 | 57,641 円 | 493,870 円 |
3年目 | 0.76% | 187,389 円 | 57,203 円 | 738,462 円 |
4年目 | 1.14% | 185,252 円 | 56,551 円 | 980,265 円 |
5年目 | 1.52% | 182,437 円 | 55,691 円 | 1,218,393 円 |
6年目 | 1.90% | 178,970 円 | 54,633 円 | 1,451,996 円 |
7年目 | 2.28% | 174,890 円 | 53,388 円 | 1,680,274 円 |
8年目 | 2.66% | 170,238 円 | 51,968 円 | 1,902,479 円 |
9年目 | 3.04% | 165,062 円 | 50,388 円 | 2,117,929 円 |
10年目 | 3.42% | 159,417 円 | 48,664 円 | 2,326,011 円 |
初年度は天候に恵まれていたのかもしれませんが、初年度と同じ状況で10年間発電できたとすると、6年目で元が取れるようになります。
初年度の売電額だけで考えた場合
2021年9月~2022年8月までの売電実績だけで計算したシミュレーションはこちらです。
29円で自家消費できる電力を含めていないため、売電実績だけで太陽光システム費用を払うことができれば、元は完全に取れることになります。





8年目で太陽光の設置費用の140万円を達成することができる予測です。



この発電量なら周りに太陽光を勧めることができるね。



電気料金が年々上がってるのに対して太陽光は、生活費の支援になるので本当に付けて良かった。
売電で得た収益の使い道の一例
- 貯金(太陽光のメンテナンスや蓄電池導入費用として)
- 生活費の足しにする
- NISAを使っての投資信託や高配当株などの投資
- 旅行などの娯楽、欲しい物を買う
10kw未満の太陽光で得た収益は、税金がかかりません。
貯金や投資、旅行など使い道は人それぞれですが、本業以外でまとまったお金が入ってくるので、とても幸せな気持ちになれます。我が家は、太陽光で浮いたお金を使って10年後に蓄電池の導入を考えています。
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まとめ


初年度の太陽光売電価格の実績を紹介しました。
太陽光の容量 | 8.375 KW |
初年度売電額 | 189,544 円 |
初年度自給額 | 57,861 円 |
収支合計 (自給額は期待値) | 247,405 円 |
容量8.375 KWで1年間で247,405円の効果金額となりました。
これも適正なメーカー選定や導入時にセルフシミュレーションしたことによる効果です。
太陽光は、上手く設置できると満足のできる収益を生み出してくれます。
実績があって信頼できるところにお願いするのが絶対条件になるので、まずはグリエネなどの一括見積りを通して太陽光の適正価格を把握しましょう。
最後までお読みいただきありがとうございます。

